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赤ちゃんと犬が同じ家で暮らすと、いちばん多いトラブルのひとつが
**「食べ物の誤食」**です。
赤ちゃんは何でも口に入れてしまい、
犬は落ちた食べ物を“瞬時に”見つけて食べてしまう敏感な生き物。
とくに赤ちゃんのお菓子や離乳食は犬にとって魅力的すぎるため、
誤食のリスクは思っている以上に高いものです。
今回の記事では、
家庭内で必ず守りたい“食べ物の誤食を防ぐルール” を
「赤ちゃん視点」「犬視点」「大人の管理」の3方向から総まとめしました。
このルールを家族全員で共有するだけで、誤食事故の9割は防げます。
① 食事スペースは「完全に分ける」のが基本ルール
赤ちゃんと犬が同じ部屋で食事をする家庭は多いですが、
誤食事故のほとんどはこの状況で起こります。
■ 理想は“スペースの完全分離”
・赤ちゃん → テーブル or ベビーチェア
・犬 → 別の部屋・サークル内
犬の前で赤ちゃんが食べ始めると、
「欲しい」「落ちてくるかも」という期待感で興奮が高まり、
落ちた瞬間に犬が飛びつく流れがほぼ100%発生します。
■ 難しい場合の代替案
・犬をリードで短く固定
・ベビーゲートで一時的に仕切る
・犬の食事タイムを赤ちゃんより“先に”済ませる
犬が満腹だと誤食が起こりにくく、安全度が上がります。
② 赤ちゃんのお菓子は“手の届かない高さ”に置く
赤ちゃんのお菓子やパンは、犬にとっては宝物。
袋の匂いだけでも興奮しやすく、盗み食いにつながります。
■ ルール
✔ お菓子は必ず“高い棚”“密閉箱”に収納
✔ 食べるとき以外、目につくところに置かない
✔ 食べ終わった袋はすぐに捨てる
とくに“袋のカサカサ音”は犬の好奇心を刺激するため、
赤ちゃんが食べないときは袋ものを見せないのがベストです。
③ 赤ちゃんが食べる時の“距離は1メートル以上”が安全ライン
赤ちゃんがベビーチェアに座って食べる時、
犬との距離は 最低でも1メートル 取るのが理想。
理由:
① 犬が食べ物に突進しづらい
② 落ちた食べ物を犬が即座に拾えない
③ 赤ちゃんが犬に“つい渡してしまう”のを防げる
膝の上で食べると距離がゼロになるためおすすめできません。
④ 食べこぼしは“5秒以内”に回収する習慣をつける
犬の誤食で最も多いのが、
**赤ちゃんの「落とした食べ物」**を犬が瞬時に食べてしまうケース。
実際、犬の目から見れば
「落ちた=もらったもの」
という認識になりやすく、やめさせるのは難しいです。
■ そこで重要なのが“5秒ルール”
・落ちた → 5秒以内に大人が拾う
・その間、犬は大人が制止する
これを家庭のルールとして徹底すると、誤食事故が激減します。
⑤ 離乳食の“NG食材”を理解する(誤食時の危険が大きい)
離乳食には、犬が食べてはいけないものが多数含まれています。
■ 犬が絶対に食べてはいけない食材
・玉ねぎ・ねぎ類
・ぶどう・レーズン
・チョコレート・ココア
・アボカド
・塩分・糖分が高いもの
・香辛料の入ったもの
赤ちゃんはスプーンを振ったり、容器をひっくり返したりと動きが予測不能。
離乳食中は犬を別スペースに隔離するのがもっとも安全です。
⑥ テーブルの上に食べ物を放置しない(犬は想像以上に手が届く)
小型犬でも、椅子やソファを足場にすれば簡単にテーブルに乗れます。
柴犬クラスなら高さ70〜80cmのテーブルでもジャンプ可能。
■ ルール
✔ 食べ終わったら即片付ける
✔ テーブルの上に菓子パンや袋を放置しない
✔ 料理やお菓子を置いたまま目を離さない
「ちょっとだけ…」のタイミングほど事故が起きやすいので注意。
⑦ ゴミ箱は“フタ付き”を選ぶ(誤食の温床)
赤ちゃんのお菓子袋・パンの袋・離乳食の容器。
これらはすべて犬にとって魅力的な匂いの宝庫。
■ 必須条件
✔ フタ付き
✔ ロックできるタイプならさらに◎
✔ 赤ちゃんが倒せない安定感があるもの
ゴミ箱の匂いだけで犬が興奮してしまうケースも多いため、
“フタ付きゴミ箱”は誤食防止のマストアイテムです。

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⑧ 家の床には“食べない”ものは置かない(赤ちゃんも犬も口に入れる)
床に落ちているものはすべて、赤ちゃんと犬にとって「口に入れる対象」。
特に気をつけたいのは:
・赤ちゃんの落としたお菓子
・食べ終わりの袋
・パンくず
・おもちゃのパーツ
床にモノを置かない習慣自体が、誤食対策になります。
⑨ 家族で“共通ルール”を作り、徹底する
誤食事故の多くは、
「誰かがルールを知らなかった」「油断してしまった」
という理由で発生します。
■ 共有すべき内容
・食べ物は犬に絶対に与えない
・赤ちゃんと犬の食事スペースを分ける
・床にものを置かない
・落としたらすぐ拾う
・誤食しやすい食材リストを家族で知る
家族のルールが統一されているほど、事故は確実に減ります。
⑩ 万が一、犬が誤食したときの“緊急対応”を知っておく
どれだけ対策しても100%防ぐことはできません。
そのため、誤食が起きたときの対応を家族全員が知ることが重要です。
■ 緊急対応
-
何を食べたか確認(パッケージが残っていれば撮影)
-
量と時間を把握(いつ・どのくらい)
-
すぐに動物病院へ連絡
-
指示がある場合は催吐処置へ(自己判断でやらない)
-
早ければ早いほど安全性が高まる
「少量だから大丈夫」と自己判断すると、
後で重症化するケースがあるため絶対NGです。
まとめ|“家庭内ルール”が赤ちゃんと犬の安全を守る
食べ物の誤食は、赤ちゃんにも犬にも大きな危険があるトラブル。
しかし、今回紹介したルールを徹底すれば、
ほとんどの誤食は簡単に防げます。
✔ 食事スペースを分ける
✔ お菓子を手の届かない場所に
✔ 距離は1メートル以上
✔ 落とした食べ物は5秒以内に回収
✔ NG食材を把握
✔ テーブルに放置しない
✔ ゴミ箱はフタ付き
✔ 家族でルールを統一
✔ 緊急対応を知っておく
どれも今日からできることばかり。これらのルールを徹底することで安全な食事環境が整いますよ!
赤ちゃんと犬の幸せな毎日のために、ぜひ家族で実践してみてください。


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